2010年 04月 11日
戦慄!プルトニウム人間 |
1957年公開のアメリカ合衆国の映画。
ストーリー:
ネバダ砂漠で行われたプルトニウム爆弾の実験で、誤って被曝しながら命を取りとめたマニング中佐は、全身が巨大化を始めた。婚約者のキャロルも駆けつける中、陸軍は事態を隠蔽するために彼を隔離するが、巨人となったマニングは精神にも異常をきたし、基地から逃亡してラスベガスに出現する。
巨大生物の登場するB級映画を次々と製作したバート・I・ゴードンの代表作で、マニングは本作で、製作・監督・脚本・特殊効果を兼任した。配給は、やはりB級映画を量産したAIPであった。
マニングの婚約者キャロルを演じたのは、前年にAIPの製作していた『怪物の女 海獣の霊を呼ぶ女』に出演したキャシー・ダウンズである。リンドストーム役のウィリアム・ハドソンは、本作の共同脚本家マーク・ハンナが脚本を書いた翌年の『妖怪巨大女』にも出演した。スタッフ・キャストともB級映画に終始した者が多い中、撮影のジョゼフ・バイロックは、後年『タワーリング・インフェルノ』でアカデミー撮影賞を受賞している。
本作公開の翌1958年には、続編の『巨人獣』が製作されたが、本作でマニング中佐を演じたグレン・ランガンは出演せず、中佐(巨人)役はディーン・パーキンに替わっている。また本作は、日本では長らく劇場では公開されなかったが、1994年になって劇場公開された。
(遅過ぎ)
デカい
デカい
唸りを上げるほどデカい
「バート・I・ゴードン」
巨大生物の登場するB級映画を次々と製作したというくだりが、既に胸を打ちます。
この当時、原子力、放射能を題材とした映画は数多くありました。
放射能という未知のエネルギーにより、生物が巨大化するというのも一つのセオリーでした。
日本の「ゴジラ」もその一端。
現在ではCG使えば容易な表現ですが、この当時気合で何でも巨大化した大御所の代表作。
もちろんデジタル化はされていませんので、興味がある方VHSを探して下さい。
(続編の『巨人獣』はDVD化されています)
でっかいことは良いことだ。
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| 2010-04-11 01:52
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